シール・ラベル・ステッカー印刷専門メーカー「豊島印刷株式会社」

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用語集

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解像度(画像解像度)

1インチ当たりのドット(点)の数のことで、dpi(ディー ピー アイ)[dot per inch:ドット パー インチ]という単位で表します。
印刷用の画像には高い解像度が必要で、一般的に300~350dpi(印刷するサイズを基準)とされています。解像度が小さい場合、1inch当たりのドットの数が少なくなり、目の粗い画像になってしまいます。
よくwebサイトに載っている画像を印刷用に使用しようとするケースがありますが、web用の画像は72dpiほどなのに対し、印刷用は300~350dpiと約4~5倍ほどの差があるため、web用の画像を使って印刷してしまうと、かなり粗い(ギザギザになったり、モザイクがかかったような)印刷になってしまい、トラブルの元となってしまう場合が多いです。

開封防止シール

シールを一度剥がすと「開封済」の文字が残る特殊な素材を使ったもので、元通りに貼り直すことができないため、未開封かどうかの判別、食品・薬品等の異物混入防止などに使用されています。

拡張子(かくちょうし)

ファイル名の末尾に付けられたファイルの種類を識別するための文字列のことで、「.ai」、「.eps」のように通常は2~4文字の英数字で使用されます。
Macではファイル名に拡張子がなくても認識できますが、Windowsでは拡張子がないと正しくファイルが開けないことがあります。

カス

シールは基本的に台紙(セパレーター)よりも小さくなる為、余白部分(=不要部分)ができますが、表面素材のその不要部分のことを「カス」と言います。
また、抜き加工時に、そのカスを取り除く作業のことを「カス上げ」、「カス取り」と言います。

カラーチップ

印刷物の色基準として使用する色の見本帳のことで、カラーガイドなどとも呼ばれ、DICやPANTONEなどが有名です。
カラーチップにはそれぞれ色番号と、どの原色のインキで配合されているかの割合が分かるようになっているので、印刷するときにその配合表に基づいて特色インキを作成することができます。
カラーチップ

完全データ

印刷用のデータが、修正の必要がなくそのままの状態で、製版・印刷ができるように制作されたデータのことです。
印刷会社により、完全データの定義は様々な場合がありますが、弊社にデータを入稿頂く場合は、下記の点にご注意ください。
  • 仕上がりサイズで作成されていて、トンボはついていますか?
  • 塗り足しは、1.5mm以上ついていますか?
    ※画像・線・図形などが仕上がり線にかかっている場合
  • カラーモードは、「CMYKカラー」になっていますか?
  • フォントアウトラインは作成されていますか?
  • リンクされた画像がある場合、一緒に入稿されていますか?
  • 画像がある場合、解像度(画像解像度)は、仕上がりサイズで、350dpi以上になっていますか?
  • 極細線(ヘアライン)は、0.15mm(0.45pt)以上になっていますか?
  • すべてのオブジェクトのロックが解除になっていますか?
※ 内容によっては、弊社では修正できなかったり、弊社で修正を行なうと元のイメージと異なってしまうこともありますので、場合によっては、データを再入稿して頂く場合があります。

強粘

一般粘着よりも粘着力の強い糊で、一般粘着では剥がれてしまう場合に使用されています。耐熱性・耐水性に優れていて、紙素材、フイルム素材のどちらにも対応しています。
※ 関連ページ:<粘着の種類>ページ

クラフト紙

茶封筒、包装紙などに使われる、クラフト紙に糊引き加工した紙素材です。表面の粗い素材で、自然な(ナチュラルな)デザインに向いています。

ゲラ刷り

元は活版組版の用語で、組版校正用に作った試し刷りやコピーのことです。活版の時代に活字を入れて組んだ金属や木の容器(ゲラ[galley])を校正用印刷機に載せて印刷をしたことに由来します。

見当(けんとう)

印刷する位置を示す目印のことで、各色版の位置を合わせることを「見当を合わせる」、また位置が合っていないことを「見当不良」などと言います。
多色印刷の場合、各色版の見当が合っていないと、予定したカラーや絵柄の再現がされません。さらに両面印刷の場合、表裏の見当が合っていないと、断裁や折りの際に位置が大きくずれた仕上がりになってしまいます。

校正(こうせい)

印刷物などの文字や内容・レイアウト・色の間違いや不備等を、印刷する前の段階で確認し修正することで、文字や数字以外にもデザインや色のチェックも行ないます。特に色のチェックを行なう校正を「色校正(色校)」と言います。

校了(こうりょう)

校正が完了することです。校正者等によって校正された後、印刷会社でその指示にしたがって修正され、初校→再校→三校…と重ねていきますが、その間に印刷しても支障のない状態になれば、校了の朱書きか押印がされ、「校了」となります。
また、訂正する箇所が少ない場合は、印刷会社の責任において責任校了(責了)とする場合もあります。

コンパウンド

印刷適性を調整、改善するためのペースト状の補助剤のことで、印刷用インキに混ぜることで、インキの粘りを落とすことができます。
※ 関連語:レジューサー